韓国語を話せるようになりたい独学から始める ― 初心者でも続けられる最速の学習ステップ

「韓国語を話せるようになりたい」「独学で頑張りたいけど、何から始めればいいか分からない」と悩んでいませんか？

韓国ドラマやK-POPの影響で韓国語学習を始める方は増えていますが、独学だと「勉強方法が合っているか不安」「途中で挫折しそう」といった悩みに直面しがちです。

韓国語を独学中
マジで話せるようになりたい

— Liz (@GMow_liz) February 7, 2024

しかし、正しいステップと効率的な方法を知れば、初心者の方でも「独学で韓国語を話せるようになりたい」という夢は十分に叶えられます。

この記事では、独学の壁を乗り越えて韓国語を話せるようになるための、具体的な学習手順、おすすめの教材やアプリ、そして継続のコツを解説します。

韓国語を話せるようになりたい！独学初心者がまずやるべきこと

韓国語を独学で話せるようになりたい初心者の方が最初に着手すべきことは4つあります。

まずはハングルを一気に覚えて読めるようにする

韓国語の独学を始めるなら、何よりもまずハングル（韓国文字）をマスターすることに集中しましょう。ハングルは母音と子音を組み合わせる表音文字であり、日本語のひらがな・カタカナと同じように、構造を理解すれば誰でもすぐに読めるようになります。

多くの初心者の方が「文字は後回しで良い」と考えがちですが、ハングルが読めないと教材の発音記号や単語の発音がわからず、結果的に学習が停滞してしまいます。

おすすめは、たった数日でハングルを覚え切ってしまうことです。最初に数時間集中的に取り組めば、その後のすべての学習がスムーズに進むようになります。

無料アプリと市販教材を併用して基礎文法と単語をインプットする

基礎文法と単語のインプットは、無料アプリと市販教材を組み合わせて進めるのが効率的です。無料アプリは、ゲーム感覚で単語や簡単なフレーズを覚えられるため、スキマ時間を利用した学習習慣の確立に非常に役立ちます。

一方で市販の教材は、文法規則を体系的に順序立てて解説しており、文法の基礎をしっかりと固めるためには不可欠なツールです。特に初心者のうちは文法を軽視しがちですが、文法の理解こそが会話力の土台になるのです。

そのため、アプリで学習を継続しつつ、教科書を使って基礎知識を深く定着させていく方法が最善策と言えます。

韓国語の文法は日本語と非常に似ており、①主語→②目的語→③述語の順で文を組み立てるため、日本人にとっては覚えやすい言語です。また、単語も日本語と似ているものが複数あるので、馴染みやすいのもポイントです。

初心者の挫折を防ぐために学習スケジュールを最初に決める

独学で挫折するのを防ぐためには、学習を始める前に「学習スケジュール」を具体的に決めておきましょう。 計画なしに学習を進めると、何をどこまでやれば良いかわからなくなり、モチベーションの低下に直結しがちです。

具体的には、「1ヶ月後までにハングルを完全にマスターする」「3ヶ月後までに基礎文法テキストの1周目を終える」といった目標を設定するのがおすすめです。

学習スケジュールを定めておくと、モチベーションが維持しにくい独学でも学習の道標ができるため、達成感を得ながら前に進むために効果的です。

韓国語の音に慣れるためにYouTubeでネイティブの発音を毎日聞く

独学の初期段階から、YouTubeなどを活用してネイティブの正しい発音に触れる機会をできる限り毎日作りましょう。韓国語の発音には、日本語にはない「激音」や「濃音」といった特殊な音が多く、これらの音を正確に聞き取れるようになることが、上達への第一歩となるためです。

毎日10分でも大丈夫です。韓国語のVlogやニュースなど、興味のあるコンテンツをBGMのように聞く習慣をつけましょう。こうすることで韓国語特有の音のリズムや抑揚が自然と耳に馴染み、自分が話す際の発音矯正が圧倒的に楽になります！

韓国語が話せるようになりたい！独学派におすすめの勉強法

独学で韓国語を話せるレベルに引き上げるためには、インプットとアウトプットを効率的におこなう勉強法を取り入れることが重要です。

具体的なおすすめの勉強法は以下の4つです。

• 文法と単語の基礎は『できる韓国語 初級』など定番教材で固める
• 韓国ドラマを1話まるごと繰り返し見てセリフを真似する
• 単語帳アプリを使ってスキマ時間に語彙力を強化する
• 「LingQ」や「Talk To Me In Korean」で実用フレーズを習得する

文法と単語の基礎は『できる韓国語 初級』など定番教材で固める

独学で会話力をつけるためには、「できる韓国語 初級」シリーズのような定番の市販教材を活用して、文法と単語の基礎を徹底的に固めることがとっても大切です。

会話は単語と単語、文と文を文法によって正しく繋ぎ合わせることで成立するため、文法の基礎が曖昧だと、知っている単語が増えても正しい文章として話せるようにならないからです。

定番教材は、これまでに多くの方が使用してきた実績があり、基礎から応用まで無理なくステップアップできるように構成されています。

まずは1冊の教材を完璧に理解し、テキストに出てくる例文を丸暗記するほど繰り返すことで、話すための土台を築きましょう。

韓国ドラマを1話まるごと繰り返し見てセリフを真似する

基礎学習と並行して、韓国ドラマを1話まるごと題材にして、繰り返し視聴しセリフを真似るシャドーイングをおこなうことをおすすめします。会話力を向上させるには、単調なインプットだけでなく、実際の会話で使われる自然なスピード、発音、表現方法に慣れることが不可欠です。

具体的な方法として、まず日本語字幕で全体の意味を把握し、次に韓国語字幕でセリフを確認します。最終的に字幕なしで俳優のセリフをそのまま口に出して真似る練習をすることで、実生活で使える生きた韓国語が身につきます。

感情移入しやすい好きな作品を選べば、楽しみながら学習を継続できますよ。

単語帳アプリを使ってスキマ時間に語彙力を強化する

通学時間や休憩時間などの「スキマ時間」には、単語帳アプリを利用して集中的に語彙力を強化しましょう。

語彙力は、スムーズな会話を行うために必要不可欠であり、ここが不足していると話したいことが表現できず会話が途切れてしまいます。

アプリを活用する最大のメリットは、重い単語帳を持ち歩く必要がなく、スマートフォンひとつでどこでも手軽に復習ができる点です。

とくに、自動で出題頻度を調整してくれる機能があるアプリを選べば、せっかく覚えた単語を忘れてしまうことを防ぎながら長期記憶に定着させることができます。

毎日少しずつでも継続して語彙のインプット量を増やしていくと、会話の幅もどんどん広がります。

「LingQ」や「Talk To Me In Korean」で実用フレーズを習得する

文法・単語の基礎ができてきたら、言語学習アプリ「LingQ」や「Talk To Me In Korean」を活用して実用的なフレーズの習得に移りましょう。これらのアプリは、一般的な教材では扱われにくい、ネイティブが日常で使う自然な表現やスラング、文化的な背景を持つ会話文などを豊富に提供しています。

「LingQ」では興味のあるサイトやYouTube動画、ポッドキャストなどから単語を登録して学べ、「Talk To Me In Korean」では実際の会話に基づいたレッスンを通して文脈の中でフレーズを覚えることができます。

会話練習の前に、こうしたアプリで実用的なフレーズを頭に入れておくことで、よりスムーズにコミュニケーションが取れるようになるはずです。

韓国語が話せるようになりたい！独学でもできるスピーキング練習法と続けるコツ

独学で韓国語を話せるようになるためには、インプットした知識を実際に使う「アウトプット」の練習を組み込むことが不可欠です。独学でも効果的にスピーキングを練習し、学習を継続するためのコツは以下の4点です。

• 独り言シャドーイングで毎日10分間アウトプットする習慣を作る
• 韓国人との会話練習は無料の言語交換アプリ「HelloTalk」で始める
• 録音して自分の発音を確認しながら修正するクセをつける
• 週1回はオンラインレッスンを入れて独学に緊張感を持たせる

それぞれ具体的な方法を解説します。

独り言シャドーイングで毎日10分間アウトプットする習慣を作る

スピーキング力を高めるもっとも手軽な方法は、教材やドラマの音声を聞きながら、そのすぐ後を追いかけるように発音する「独り言シャドーイング」を毎日10分間おこなうことです。

独学では実際に会話する機会が少なく、口が韓国語に慣れないままになりがちです。しかし、シャドーイングをすることで、インプットした文法や単語を実際に声に出す「アウトプット」の訓練ができ、スムーズに口が動くようになります。

とくに、誰もいない場所で「独り言」としておこなうことで、間違えることを恐れずに思い切り練習できます。独り言シャドーイングを継続して習慣化すると、気づけばスラスラと韓国語が話せるようになりますよ！

韓国人との会話練習は無料の言語交換アプリ「HelloTalk」で始める

覚えたフレーズや表現を実践で試す最初のステップには、無料の言語交換アプリ「HelloTalk」などを利用して、韓国人の方と実際に話してみるのがおすすめです。 独学だけでは自分の韓国語が通じるかどうかの確認ができず、モチベーションの維持も難しくなります。

このアプリでは、日本語を学びたい韓国人を見つけてお互いの言語を教え合えるため、費用をかけずにアウトプットの場を持てます。言語に関心のある者同士、会話がはずみやすく継続しやすいのが魅力です。

緊張する場合は、最初はテキストチャットから始め、慣れてきたら音声通話に挑戦するなど自分のペースで無理なく経験を積むのがおすすめです。

録音して自分の発音を確認しながら修正するクセをつける

スピーキング練習をする際は、スマートフォンなどで自分の話す韓国語を録音し、それを聞き直して修正するクセをつけましょう。自分で発音しているときは気づかなくても、録音を聞くと、ネイティブの発音と比べてどこが違っているのかが客観的に確認できます。

とくに「激音」や「濃音」など日本語にはない韓国語特有の発音は、自己チェックなしではなかなか上達しません。お手本の音声と自分の録音を何度も聞き比べ、違和感のある部分を意識的に修正していくことで、着実にネイティブに近い自然な発音へと改善していくことができます。

週1回はオンラインレッスンを入れて独学に緊張感を持たせる

独学を継続し、上達スピードを加速させるためには、週に1回だけでも安価なオンライン韓国語レッスンを入れて、学習に「緊張感」を持たせることが非常に効果的です。

独学は自分のペースでできるのが利点ですが、誰にも見られていない環境ではどうしても学習がルーズになりがちです。オンラインレッスンを予約すると、「次のレッスンまでにこれをやらなければ」という強制力が生まれるため、日々の独学にもメリハリがつきます。

また、プロの講師から発音や文法の間違いを直接指摘してもらえるため、独学では気づきにくい弱点を早期に克服できるのも魅力です。

韓国語 話せるようになりたい 独学で叶えるための学習ステップまとめ

韓国語を独学で話せるようになりたいという目標を叶えるためには、適切なステップを踏んで学習を継続することがとても重要です。

本記事で解説した内容を実践すれば、初心者の方でも着実に会話力を伸ばせます。